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| とある当社クライアント様のオープンがあと3週間と迫る中、関東営業所で打ち合わせが行われた。 |
当社代表藤井は怒っていた。
オープンを3週間後に控えているとは思えないほど、準備が不足していることが明らかになったのだ。
当社からお願いしていたマニュアル作りが全く進んでいないだけではなく、業者の選定やスタッフの採用も完全には出来ていない。
そのため全てにおいて簡易化したいとの話が出てきたのだ。
仕込みなどに時間のかかることは出来ないと主張する担当者に対し代表藤井は
「何もする前から無理だと言ってはいけないですよ。」
言い方こそ静かではあるが表情は非常に厳しかった。 |
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トータルプロデュース担当藤澤は今回のプロジェクトの成功のために話し始めた。
「うちの会社は小さな会社ですから、一人ひとりがひとつの仕事に専念していれば良いなんてことはないのです。全員が何足もの草鞋をはいているような状態です。突然やったことも無い仕事を任されることも多々あります。でも無理なんて言えないのです。以前私は出勤直後に突然ウスターソースを作るよう指示されたことがありました。渡されたのは代表からの紙切れ一枚。それを手がかりに試行錯誤し、最後は美味しいウスターソースを作ることが出来ました。海外で開業されるお客様のための仕事でしたので、お客様のお役に立てたのはもちろん良かったのですが、自分自身にも大変良い経験になりました。やってみなければ味わえなかった達成感がありました。もし任された時に無理だと言い切ってしまっていたらその感動には出会えなかったし、お客様のお手伝いも出来なかった。今回のうどん事業も同じですよ。頭から出来ない、無理だと言ってしまっていたら、結果は期待以上のものを得られないのです。頑張りましょう。私たち大和製作所はいつか離れていきます。オープン後はご自分たちで運営していかなくてはならないのですよ。大和にやってもらうのではなく、ご自分たちで作り上げて行かなければ、大和が居なくなったときどうするんですか?時間が有りません。本気で頑張っていきましょう。」 |
| 「そんなにすぐに無理だ出来ないと言うなら、うちの会社ではすぐクビですよ。本気でやってください。大和は本気ですから。オープン前後は地獄だと思ったほうがいい。」 |
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また、当社が開催しているラーメン学校では、「希望のスープが完成するまで」というスタンスで臨んでいる。作業が深夜に及ぶことも少なくない。
とりわけ、ラーメン学校では、当社代表藤井が自ら参加し、毎回のように作業が深夜に及んでいるが、当社側から、「時間が来ました、今日の学校はここまでです」と言った事は一度もない。
お客様の満足するものが出来るまで、何時までも一緒に頑張っている。
逆にお客様が「これで良いです。」と言っても、
「本当にこれがあなたの目指す味ですか?他にもっとこうしたい等はありませんか?」と聞き返すほどだ。
その中で、「実はもっとこうしたかったのです」とお客様からの希望が出れば、「わかりました」と、何時になろうが希望のものができるまで作り続けている。
また、不真面目な態度の人が居れば、お客様であろうと怒号が響く。
それは、これからの将来、少しでも不真面目になってしまうと、人生を賭して作っているお店が無くなってしまうからだ。 |
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毎年うどん・そば店で3500店、ラーメン店で4000店が開店しては閉店している麺専門店業界で生き残っていくことは、本気にならなければまず不可能だろう。
学校とはいえ、貴重なお金と人生の時間を消費して来ている以上は、本気で受講して欲しい。そして本気でお店を作ってほしい。本気で頑張ったからこそ味わえる感動というものもある。あなたの本気の人生をお手伝いしたい、その一心で大和製作所は動いている。
その想いは、学校だけではなく、大和製作所全体が共有する想いであり、その想いで動いているからこそ、小型製麺機業界トップシェアまで登りつけられたのだと信じている。
そしてこれからも、本気のお客様を本気でサポートするため、日夜努力している。 本気には本気でお応えする、それが大和製作所。 |
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